令和元年 仕事納め
令和元年もあと5日。
食料品やお正月のものを売るサービス業は大忙しだろうけれど、一般の会社は本日が仕事納めも多いだろう。官公庁は、ほぼ本日が仕事納め。銀行などの金融機関は30日月曜日が仕事納めになるようだ。
思えば昔、30日に働いているのは当たり前で、大晦日31日に仕事納めのところも多かった。株式だって大晦日の午前中までやって大納会をやっていた気がする。そして、迎えるお正月、お正月休み。寝正月といって、初もうでに出かけた後はこたつにみかんでごろごろとテレビを見て過ごしたのは相当昔のような気がする。
TVCMでキャンディーズが「おせちもいいけどカレーもね」と言い始めて、家族団らん、おせちを食べるという風習もすたれていき、お正月といえども、年配者がいる家庭でしかおせち料理を作ったり、食べなくなった気がする。田舎ではまだまだおせちを家族で食べているのだろうか。家にいてもテレビは見なくなり、ゲームやSNSにいそしむ今の世代。年賀状が届くのを楽しみに待つということもなく、除夜の鐘、1月1日に日付がかわるのをまって一斉に”あけおめ”メッセージ。通信会社は通信規制をしてマシンダウンを防ぐ。時代は今、やはり未来世界なのだと思う。
さて、今年1年お世話になりました。
見た目だけではわからない履き心地の良いスリッパ、と言い続けて紹介してきました。スリッパの種類が数多くあること、本来は季節ごとに履き替えること（日本の四季ならでは）、スリッパは靴同様手作りであること、などなど知らなかったことを知るにつれ、なかなか奥の深い代物なのだなとわかりました。いまだに見ただけではよいスリッパか悪いスリッパか見分けがつかない私ですが、営業諸氏はさすがです、良し悪しをひとめで見分ける。毎日毎日パソコンと悪戦苦闘している事務職なのでスリッパを見ることはあまりないけれど、ひとめで良品を見分けることができればなぁ、と思うこの頃です。
振り返れば、今年は二度、展示会に出展しました。
第47回国際ホテル・レストラン・ショー（2019年2月19日～22日）
interiorlifestyle TOKYO （2019年7月17日～19日）
販路を広げる目的で出展したけれど、継続的な取引先はそれぞれ1社ずつ、2社ほど。富士工業の名前と製品を世に広めたい、そして、取引先を増やしたいと意気込んでいた。しかし、経験不足と準備不足のせいか、思ったほどの成果はあがらなかった。とはいえ、わずかでも知っていただく人ができたことは出展した意義があるといえるもの。継続は力なりで、今後とも出店を続けていければよいのだけれど、費用対効果を考えるとなかなか難しいようである。そこで、会社（本社）にお越しいただければ、スリッパのサンプルは各種あるし、多少の在庫もあり、過去の製品もあり、いろいろと見聞していただけると思う。JR上野駅から徒歩15分程度、地下鉄銀座線稲荷町からだと徒歩7分程度、お近くにお越しの際には、いえ、近くでなくても上京されたときにはお寄りいただければと願います。事前に電話連絡（03-3842-5131）をいただければ、営業所員がいろいろと説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
形良いスリッパ。
カラフルなスリッパ。
デザインの良いスリッパ。
履き心地の良いスリッパ。
ときめくスリッパ。
来年も素敵なスリッパをお届けいたします。
令和元年、誠にありがとうございました。
令和2年、子年、よろしくお願い申し上げます。
